子育ておじさん

40代のおっさんの子育てメモ

保育園落ちた×××ね

息子 0歳

 

書類によると「利用保留」だそうだが、つまりは希望通りに保育園に入れませんよという話。

とはいっても1~2枠しか空いていない中途半端な時期の入園申し込みがさくっと蹴られたというだけで、次は4月入園の可否を待つ。仕方がないのだが妻の仕事復帰は遅れる。本当にこの国は産後の女性の復帰に優しくない。

 

発達は順調に見える。この間つかまり立ちを始めたと思ったら、もう伝い歩きをしている。立った状態から地面に戻る際にも頭からドスンと落ちて泣くことは減り、上手に尻餅をついたり手から着地したり。食べる量も少しずつ増えて、最初は嫌がっていたせんべいも喜んで食べるようになってきた。

外出時はベビーカーで寝ていることが多かった(今でも半分は寝ている)が、元気のいいときは身を乗り出して周囲を観察しているみたいだ。

これなら保育園でもまあやっていけるんじゃないだろうか、と思ってはいるが、やはり入園という最初の関門の方が大変であるようだ。

 

そういえば会社の年末調整で妻が扶養に入るとの届け出をしたところ、人事部から「配偶者の給与収入がなくなったのなら、世帯区分が変更されて手当が増えますよ。書類出してください」とのこと。

改めて出産時の資料を見てみると、確かに「世帯区分変更の場合がありますので配偶者が育休を取る場合は人事部にご相談ください」とある。資料をもらってみたら月1万5000円も手当が増えるのだとか。

「今からでも変更はできますが、さかのぼって手当を支給することはできません」

なんてこった、もらえるはずの手当を半年以上無駄にしてしまった。妻の育休延長書類は忘れずに出さないと。

会社によって制度は違うと思うけど、この無知なおじさんみたいな愚を犯す人は少しでも減ってほしいと思う。

地を這う者に翼はいらぬ

息子 0歳

 

四つんばいになり体を前後に揺する。おっ、はいはいを始めるのではないだろうか。

 

――と思ったところでべちゃっと腹ばいになり、ずりばいで前進。

こんなのが2週間続いた。はいはいはできなくても問題なく、発達の目安でもないという。とはいえ赤ちゃん=はいはいというイメージは強く、なんとも拍子抜けだ。

 

そんな日々を過ごしていたら、ちょっと目を離したスキにテレビ台に手を置いて立っておる。はいはいの前につかまり立ちを始めてしまった。これも赤ちゃんによって順序は違うらしいけれども。

しかし時々床に戻れなくなって泣き出す。要学習。

 

書類棚にもメリーにも椅子にも絵本カゴにも、何でもかんでもつかまり立ちをするようになってしまった。どうやら視点が高くなるのが楽しいらしい。ずりばいの高さからはいはいの高さを飛び越えたのなら、さぞかし見え方は新鮮だろう。

 

子供の視点の高さで危険を考えるというのは難しいけれど重要なことだ。ずりばいをしていたら床のちょっとしたごみをさっと拾ってのみ込んでしまうかもしれない。テレビ台につかまり立ちをしてテレビに手を伸ばしたら、倒れてきたテレビで頭を打つかもしれない。

 

ひとまずつかまり立ちのできないテレビスタンドを買うことにした。

 

とはいえ飛んでいる飛行機を見上げるのなら、自分の視点も赤ちゃんの視点も大して変わらない。自宅近くの31階建てのタワマンもしかり。散歩で脇を通れば、親子ともども首をぐっと上に向けなければ最上階など見えない。

鳥のような高さからの広い視野も持たないくせに、子供の視点の高さまでほんのちょっと下りて想像することも苦手な融通の利かなさに悲しみも覚えるが、しょせん地をはうヒトだと開き直ってみる。息子にはもう少し柔軟に育ってほしいという欲はあるけれども。

 

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さよならベ(イ)ビーベッド

息子 0歳

 

都市での子育てというのものは全くSDGsに反するものだと思う。

 

生まれてこの方お世話になっていたベビーベッドを粗大ごみへ。

2歳ぐらいまで使うつもりだったが、結局半年ちょっとでさよならすることに。寝返りができるようになったおかげで、夜中にごつんごつんと柵に激突するようになってしまった。そして目覚めて泣く。

断腸の思いで解体し、息子は布団に寝かせることにした。

 

既に沐浴用のベビーバスは窮屈になってさようなら。今はもう少し大きなバスマットに替えた。

ベビーカーももう少ししたら、B型の小回りがきく軽いものにするかもしれない。自動車用のベビーシートはだいたい1歳半ぐらいまでで、その後はもう少し大きなチャイルドシートにしなければいけないみたい。

洋服も小さなものは入らなくなってきた。こちらはまあ安いものを西松屋で買い込めばいいんだけど。

妻のいとこが子育てグッズを送ってくれて再利用できているのが多少良心の救いになっている。

 

年を取ってからの子育ては、とにかく次から次へと動くモノにも翻弄される。

家具や服に限らず、食べるものもどんどん変わっていく。できることもどんどん増えていき、家の中の配置をどんどん変えることになる。

まだ育休中の妻に任せてしまってなかなかキャッチアップできないのは、子供の成長スピードが速いのに対して、自分自身が停滞期に入っていることもあるだろう。

 

粗大ごみは回収した自治体が、もしかしたら必要としてくれるところで再利用するかもしれないーーというただし書きはあった。そうなってくれることを願ってやまない。

 

 

親の願いなんて

息子 0歳

 

いくつかおもちゃを買い与えた。

 

アンパンマンのガラガラ。

シナぷしゅのぬいぐるみ。

動物のかたちの積み木。

軟らかいボール。

ペンギンの形のおしゃぶり。

 

まずまず興味を持ってくれてはいるようで、ひとまずなんでも口に入れて味を確かめているようだ。味はしないと思うけど。

ともかく夢中になって一人で遊んでくれればその間こちらも落ち着けていいんだけど……というもくろみとは裏腹に、うちの息子のお気に入りといえば。

 

5位:リモコン。手にとってひたすら嚙みまくる。見事に電源ボタンやらチャンネルボタンを嚙み嚙みするため突然画面がついたり切り替わったり。「音量大」のボタン部分に嚙みついたときは突然爆音になって危うく大惨事に。

 

4位:扇風機の電源コード。ずりばいを始めてからは、見つけるとすぐに近寄って手にとって嚙みつくようになった。下の歯が生えてきているので嚙みちぎることがあっては大変。これはすぐに止めるようにしている。

 

3位:ジョイントマットの接続部分。器用に手でゴムの接続部分をめくり口の中へ。しばらくすると3カ所4カ所接続部分がひっぺがされている。拭いて元に戻してもまたちょっとした隙にめくってなめる。イタチごっこが終わらない。

 

2位:動物積み木……を入れるために使っている木製のおわん。中に入っている積み木をすべてひっくり返して、おわんに嚙みついている。歯が当たる感触がいいのか、カチカチと音を立てて喜んでいる。積み木本体の立場は。

 

1位:新聞紙。カシャカシャという音に即座に反応し、見つけると近寄ってすごい力で引っ張る。しっかり握ってビリビリと破り口の中へ。のみ込む、まではいかないように神経を使う。

 

赤ちゃんなんて親の思い通りに動いてくれないものだ。これで遊んでほしい、なんていうのすらこちらの勝手な欲なのかもしれない。

この学校に行ってほしい、このスポーツをやってほしい、将来は何になってほしい。こんなのも大概その通りにはならないものだろう。遊び道具選びからして、既に分かることじゃないか。

しばらく危ないものからは遠ざけてあげるぐらいで、興味の赴くままに遊ばせてあげればよいのかな。

可愛い子には旅を

息子 0歳

 

0歳児の人生初旅行。実家近くの温泉地に泊まり、両親に孫の顔を見せてくるというミッション。車での移動を考えていたものの自分の病気のせいで運転が心もとなく電車移動に。

 

●乗り換えトラップ

 

鶴橋駅でJR大阪環状線から近鉄特急に乗り換えようとしたところ、駅員さんから「この先エレベーターないけど大丈夫ですか?」とのお言葉。

乗り換え時間は5分。エレベーターを使うとかなり遠回りになるようで、5分で3階から一旦1階まで下りてまた2階の近鉄のホームに戻ってこられるか、ちょっと自信がない。諦めてベビーカーを担いで階段を下りることに。やっぱり初めてのルートは時間に余裕を持っておかなければという当たり前すぎる反省。

 

●特急車内のベビーカー

 

特急は「ひのとり」。ひとまずベビーカーで行けるところまで突き進もうと座席ゾーンへ転がしてみたが、通路の幅が足りずあっさり引っかかる。仕方なく荷物置き場のようなスペースにベビーカーを畳んで入れ、息子は親の膝の上。車窓からの景色を楽しんでくれているようでよかった。妻と交互に抱っこしながら昼食。

降車に時間がかかるため、ちょっと気ぜわしい。到着5分前にベビーカーをセットして息子と荷物を載せて待機。平日昼間だったからいいけど、混雑する時間帯は乗っちゃだめだ。

そういえば「ひのとり」は停車駅が限られているせいで特急の乗り継ぎになったけど、1時間ぐらいしたら息子がぐずりだしたから、逆に乗り換えで気分を変えられてよかったのかもしれない。帰りは乗り継ぎなしの特急を使ったけれどもやっぱり途中からぐずぐず。泣き出さないだけよかったのかな。

 

●赤ちゃんと泊まる宿

 

キッチン付き、おむつ捨てOK、和室の布団貸出しあり。この条件が大変ありがたい。インスタントの離乳食にミルクを簡単に作れて食器や哺乳瓶も洗える。さすがに柵のないベッドに寝かせるのは怖すぎる。

子どもの食事は要りません、と伝えてあったはずなのになぜか幼児食もついてくる。いや0歳児だから食べられないんだけど、なぜに?

「いえうちはそもそも子どもの食事なしという形にはしておらず、本来は大人と同じ料金を頂いています」

「いやこの予約画面で『子供 食事なし』ってちゃんと表示されてるんですけど」

「いえそんなはずはないです。でも料金はサービスさせていただきます」

「だから予約画面で子供の食事はなしって予約できちゃってるんですけど、それで子どもの食事付きになっちゃうって、システム上まずいんじゃないですか?」

(画面見せる)

「本当ですね、でもお客様の料金負担はありませんので大丈夫です」

よくわからんけど非を認めたくない宿のようだった。実害はないけどちょっとイラっときたので出された幼児食も大人が全部食べる。

息子は枕が替わっても(枕はそもそも使っていないが)普通に寝られるようだった。この図太さは素晴らしい。

 

●みんな結構赤ちゃんが好きだ

 

実家に帰れば当然息子はアイドル。まだ人見知りをしないのが幸いだ。

赤ちゃんを愛でるのは自分の両親や妻の両親に限らず、道を歩いていてもおばあちゃんがベビーカーをのぞきこんで「あら可愛いわねえ」と笑ってくれたり、電車内でも女性2人組が「可愛い子見られて和んだ、ありがとう」と声をかけてくれたり。

息子よかったな、君は結構頻繁に人を幸せな気分にしておる。我々のような大人よりよっぽど存在意義があるかもしれない。

病気になる

息子 0歳

 

病気になったのは息子ではなく自分である。

顔面神経麻痺なるものになり、顔の筋肉が思い通りに動かなくなった。まばたきがうまくできず、口からは液体がこぼれてなかなか不便だ。仕事にも支障が出る。投薬で治るまで数カ月かかるらしい。

疲労やストレスでウイルスの活動が活発化して発症するとのこと。おじさんの子育ては体調面もハンディキャップだ。

 

なんとこれに付随して妻と言い争いになった。

疲労やストレスって仕事? 子育ても原因?」

「いやそりゃ両方でしょ」

「なんで? ほとんど私が面倒見てるのに」

 

夜勤職場のため仕事に復帰後は息子の夜の面倒をほぼ妻が見てくれている。大変ありがたい。ただしそれに伴い、自分としては息子の世話がどんどん下手になっていく。関わる時間が減るのだから当たり前だ。これが精神的によろしくない。妻からは「なんでそんな時間かかるの?」と叱責が飛ぶ。

 

ひとまず育児で体力的にしんどいわけではないこと、メンタル方面のストレスが強いことを訴える。「そういう叱責の仕方って生産性なくない? 原因探ってるんじゃないでしょ、イライラぶつけてるだけ」

「当然でしょ、たまにやってもらってるだけなのに、それぐらいできてもらわなきゃ困るし」

 

困難なところが見えてきた。妻がしっかり面倒を見てくれる分慣れて手際は良くなるのにこちらはその逆。

いつも自分が簡単にやっていることをちょっと任せただけのつもりでも夫がうまくやってくれないとなると、それはストレスがたまるわけだ。

これはどちらにもよろしくない。

 

育児が下手な側からは「できない部下に教えるぐらいのつもりでやってほしい」と伝えることになった。

使えない相手をうまく使っている家庭の夫婦に教えてほしいものだ。

 

まあひとしきり意見をぶつけ合った後、「リフレッシュしておいで」と気遣ってくれた。

電車に1時間揺られてスパへ。もうちょい力抜くか。

大災害の時代

息子 0歳

 

栄養状態もいい、医学的知見も進歩している、いろんなおもちゃもある。現代は赤ちゃんにとって、昔より暮らしやすい環境になっていることは間違いない。

ただし。

 

夏の暑さだけは昔から確実に悪化している。日の高いうちに散歩に出かけたら死んでしまいそうだ。

 

朝の涼しいうちに外に連れて行こう、と推奨する本もあるが、私は夜勤ばっかりでだいたい朝は寝ている。というわけで休みの日は17時を過ぎてから散歩へ。これなら日差しもそこまで厳しくなく、日陰を歩けることも多い。

行き先はだいたい近所のショッピングセンターだ。片道10分。ここでしばらく冷房にあたって体力を回復できるのがありがたい。

 

今日は防災コーナーに保存食でも置いていないかとLoftをのぞいてみたが発見できず。そう、恐らく多くの人と同様、南海トラフ地震の注意情報に恐れおののいて多少準備したほうがいいのではないかとうろたえているところだ。

 

しばらく前に非常用持ち出しリュックを買ったまま放置しており、この度慌てて中をチェックしたら見事に保存食の賞味期限が切れたところだった。ローリングストックを一度も実践しなかった意識の低さを嘆いても仕方ないが、予想通り多くの人が保存食を注文しまくったらしく、ネットでは大概売り切れている。

 

といってもおじさんはなんとかなる(ならなくても仕方がない)。問題は大災害下で0歳児をちゃんと養っていけるのかということだ。

・ミルク

・離乳食

・おむつ

この三つが不足したらほぼ終了。ミルクはお湯を沸かせなくなる可能性もあるからと妻が液体ミルクを準備している。離乳食は今は冷凍したものをレンジで解凍しているけれども、電気やガスが止まったら携帯コンロかなにかでおかゆを作るしかない。レトルトベビーフードも持っておいたほうが安心か。

 

物流が復旧するまで、もしくは支援物資が届くまでどれぐらいかかるのかというのも読めない。能登半島地震の復旧の遅れはアクセスの悪さというのもあるだろうから、自分の住む都市部なら多少マシかもしれない。しかし都市部は人が多く物資の必要量は莫大になる。物流が回復しても、救援物資が届き始めても、奪い合いになったり不足したりすることもありそうだ。

 

国によると「最低3日分、できれば1週間分の備蓄を」。まあそんなところかな。非常食を買い込みまくる人たちのパニック状態が収まってから改めて買い足すしかない。頼むからそれまでに発生してくれるな。