子育ておじさん

40代のおっさんの子育てメモ

息子 0歳

 

ベビーカーで電車に乗り大都会・梅田へ。いつも通る地下ダンジョンだが、階段とエスカレーターは不可、階の移動はエレベーターのみという限定がつく。これだけで一気に難易度が上がり、適当に歩いていたら見事に道に迷った。

 

何をしに来たかというと病院だ。ここ1カ月で、息子の頭の形がかなりいびつなことに気づき、まずは専門クリニックで診てもらおうとなった。

まずは頭の形の測定。帽子のようなものをかぶせられたところで息子は大泣き。スタッフさんになだめられながら何とか3D写真を撮影できた。首がだいぶ据わってきたなあ、というのは少しうれしい発見だ。

見た目がちょっとかっこ悪いだけであれば放っておこう。体に実害が出るようなほどのゆがみなら治療が必要かな。でもネットで調べた感じだと中等症ぐらいだよね…というぐらいのアバウトな気持ちで受診したのだが。

 

結果はなんと、最重症の斜頭。

右前部と左後部を結んだ長さと、左前部と右後部を結んだ長さを比較してゆがみ具合を算出するのだけど、息子の場合はこれが1.8センチ違うという。0歳の赤ちゃんの頭で1.8センチはかなり大きな数字だ。実際耳の位置が明らかに左右でずれている。リスクとしては、かみ合わせが悪くなったり体幹のずれが生じて運動能力に問題が生じたりということもあるらしい。

レントゲン撮影もしてもらったが、頭蓋骨に問題があるわけではなかった。これには一応安心だ。原因は恐らく向き癖。ずっと右を向いて寝ていたからな。ごめんよ息子。

 

最重症ということで、医師からは治療を勧められた。ヘルメット治療という方法があるがかなりのお値段だ。そしてほぼ一日中装着していなければいけないとか。負担感は大きい。妻と相談する。

こういうときこそ子育ておじさんの強みを生かすべきだろう、というのが私の結論。若い両親なら経済的に厳しいことも多いだろうが、既に長く働いてきたおじさんには多少の余裕がある。さすがに2人目の子どもはないだろうということもあり、一人息子からはできるだけリスクを排除してあげたい。お金と手間でできることならば。

 

治療を申し込む。保険は適用できず55万円。長くて半年かかるという。

 

赤ちゃんを寝かせる際には体の向きを時々変えてあげるのが望ましいそうだ。私のような失敗をしないよう、どうぞご留意を。