子育ておじさん

40代のおっさんの子育てメモ

ネロ

息子 0歳

 

自分の育休はあっという間に終わり職場復帰。夜商売のため、昼過ぎに家を出て終電で帰宅する。そんなわけで息子のお世話は朝まで妻にお任せしている。大変ありがたい。

 

ただ息子はなんとも健全な生活リズムが身についており、朝7時ごろにはアウアウと叫びだす。こちらは日付が変わってからの帰宅で翌日も夜勤だから寝ておきたいのに。妻の方も朝は弱くほぼ放置状態で、息子はかまってほしいと大声を出し続ける。

仕方なく早起きして抱っこし歩き回る。

 

こんなのを続けたら、突然やばめの頭痛が来た。たまたま休日だったから早めに寝る。

 

目が覚めたら10時間経過していた。そして超すっきり。みんな知ってると思うけど、睡眠って本当に大事だ。以後、早起きした夜勤の日は出社前に1時間仮眠することにした。これだけでだいぶ違う。

 

息子は夜2,3回目を覚ますぐらいで基本的によく寝てくれる。妻はまだ育休中。私自身も時々在宅勤務。こんな恵まれた環境でも、ちょっと気を抜くとすぐ睡眠不足に陥る。夜寝てくれない赤ちゃんを世話する親は相当しんどいに違いない。

ましてやシングルの親の大変さはいかほどか。

 

育児本に載っている経験者の声も「睡眠不足できつかった」ばっかり。こういう経験を聞かされて「育児は無理だ」と思ってしまう人も結構いるんじゃないか。

合計特殊出生率が過去最低の1.20、東京では0.99。手当で経済的に支援して少子化を止めようという政府の考え方も分からなくはないけど、親がしっかり眠れるような環境ぐらい整わないものか。保育所はなかなか増やせないとしても、親が昼寝している間にちょっと子どもを見ていてくれるぐらいの支援ぐらいあれば。

睡眠が足りないと判断力も鈍るし、怒りっぽくもなる。親のけんかや虐待につながるかもしれない。

だから、もし子育て後輩にアドバイスするとしたらこう言いたい。「自分もできる限りしっかり寝ろ!」

 

ちなみに我が家では眠くなったら(2人家にいる場合は)相手に子どもをお任せして仮眠するようにしている。これでまあまあ体を壊さずにできているから良いシステムなんじゃなかろうか。