子育ておじさん

40代のおっさんの子育てメモ

保育園WARSパート2

息子 0歳

 

妻は保活が楽しくなってきたらしくあちこちの保育園に見学に行っている。私も休みの日にくっついて行ってみた。

徒歩10分もかからない小規模保育所。思いっきり国道に面している1階なのがちょっと怖い。運転を誤った車が突っ込んでこないだろうかと心配になる。

 

ぐずる息子を抱っこしながらの見学だったから、園の先生の話はあまり頭に入ってこなかった。

ただ雰囲気の良さは伝わる。0歳児1歳児2歳児と大きく分かれ、それぞれに担当者がついている。子供たちはよくなついているようだ。我々にちょっと興味を示した子もいたが、すぐ先生を囲んでの遊びに戻っていった。

今月入園したばかりだという女の子は泣きながら「ママがいいーーーー!!!」と絶叫。先生がどうにかこうにかなだめていた。うちの息子は大丈夫かとちょっと不安になったが、だいたい1カ月以内にはみんな園に慣れて泣かなくなるそうだ。

担当の先生が特定の子供の世話にかかっている間は別の子をうまくフォローするなど先生同士の連携も良さそう。壁に手作りの飾りと先生向けの注意書きがいろいろ張り付けてあることも良い園のしるしだと思う。

 

他の園の様子もちらっと見てみようと、息子の散歩のついでにベビーカーを押して徒歩30分圏内の保育園をいくつか覗きに行ってみた。ベビーカーがなければこのおっさんは不審者だろうが、赤ちゃん連れだとみんな愛想よくしてくれる。ありがとう息子。

 

そこそこ都市部に住んでいるため園庭がないところが多い。これは子供にはちょっと残念かな。外遊びは近くの公園に行ってするようだ。

 

一つ、なかなか衝撃的な園を見つけた。

国道に面していて人通りも多いところなのに、全面ガラス張りで中の子供の様子が丸見え。しかもかなり狭いスペースに十数人の子供がすし詰め。不謹慎ながらペットショップの展示を思い出してしまった(可愛いんだけど)。これはちょっと預けるのは心配だな。

 

帰宅して妻に報告する。するとこんなお返事。

「あ、そこも見学に行ったよ。やばそうだった。中に入っていくとみんなこっちにすごい興味持って近寄ってくるの。ちゃんと世話されてたらそんなことないんじゃない?」

「先生同士もあんまり仲良くなさそうだったし、人が足りないのかかなり高齢の人もいたし」

「朝の会かなにかで突然国旗クイズを始めて、『どこの国の国旗でしょう?』とかやってるの。しかもその国旗が

アゼルバイジャン。マニアックすぎるでしょ? これ幼児に役立つの?」

 

やっぱり保活は情報戦だ。見学もせず入園させるのはリスクが大きい。「入れればどこでも」なんていう考えはやめたほうがよさそうだ。